お年賀
新年のご挨拶に
昔の日本では、多くの人が神様の存在を信じており、正月にはどの家にもその年の神様「歳神様(としがみさま)」が降りてくると考えられていました。
この歳神様へのお供え物が、いつしか新年のあいさつ回りの手土産に変わり、今ではこの新年のあいさつに添える贈り物のことを「お年賀」と呼んでいます。
- 贈るタイミング
- 「お年賀」の表書きが用いられるため、正月三が日のうちに直接相手方の家に訪問し、手渡しすることが基本です。
三が日のうちに双方の都合が合うとは限りませんから、4日以降となることもありますが、それでも「松の内には済ませるもの」とされています。松の内とは、関東では元旦~ 7日までのことですが、地方によって異なりますので、あらかじめ調べておきましょう。
- 価格の目安は?
- 価格は3千円~5千円前後で、食品やお酒などの飲み物が主流です。
日頃特にお世話になっている方々、ご両親や親戚などの身近な人に贈ることが一般的です。地域や立場によって目安は違ってきますので、あくまでご参考までに。