贅沢な逸品を全国からお取り寄せ

新たな息吹を受け入れる
400年の歴史ある会津本郷焼

福島県大沼郡会津美里町

夫婦で作るシンプルモダンな器 4つのポイント

  • 安土桃山時代からの伝統ある会津本郷焼
  • 一つ一つの手彫りが味わい深い縦縞模様「しのぎ」の美しさ
  • 伝統の技を継承しつつ、ポップでモダンな色合い
  • 作風の異なる夫婦がそれぞれ作り出す美しさと使いやすさを考えた器

東北地方最古の歴史「会津本郷焼」

会津本郷焼は、福島県会津美里町(旧会津本郷町)
周辺を産地とする陶器及び陶磁器。

かつての会津藩主が現在の兵庫県にあたる
播磨から瓦工を呼び、会津若松城の修復のために
屋根瓦を焼かせたことに始まった東北地方最古の
窯場であるとされている。

長い歴史の中で栄枯盛衰を繰り返してきたが、
大きく脚光を浴びることとなったのは、
1958年にブリュッセルで開催された万国博覧会。
そこで、会津本郷焼のニシン鉢がグランプリを受賞した。

現在は大堀相馬焼に次ぐ規模を誇り、1993年には
通商産業省から伝統的工芸品産地として指定されている。

会津本郷焼400年の伝統とモダンな感性が融合

episode

作風の異なる二人が作り出す器

佐藤大寿・朱音

400年の伝統を誇る、福島県会津美里町(旧会津本郷町)に根付く会津本郷焼。今も多くの窯元が並ぶこの町に、2001年10月、当時18番目の窯屋として「樹ノ音工房」は誕生した。名の「樹ノ音」は、夫・佐藤大寿さん、妻・朱音さん夫妻の名前から1文字づつ取られたものだ。

この地で代々続く窯元の家に育った大寿さんが陶芸を専攻するために進んだ芸術大学。そこで同級生として出会ったのが朱音さん。それぞれ作風の異なる二人が作り出す器、それが樹ノ音工房の特徴である。

境界線

会津本郷焼として代表的なのは、飴色に輝く陶器ですが、樹ノ音工房では白や黒、さび色など様々な色、さらに絵付けの器も作られている。「恵まれた環境を活かし、新しいことを試してみたいという、私たちのような世代を受け止める大きさが、この土地にはあるんです」と話す朱音さん。
制作をする上で大切にされているのは、手づくりの温度を感じて、心がやすらぐ『生活の器』をつくること。赤土を練ってろくろをまわし、乾かして、模様を削り、さらに釉薬をかけて焼く。土の音が聴こえてくる生活の器は、このような想いから作られる。

  • ヒストリ−1写真
  • ヒストリ−2写真
  • ヒストリ−3写真

episode

訪れた人たちとの交流を結ぶ「結いの場(yuinoba)」

樹ノ音工房

粉引きの作品が多いのも、樹ノ音工房の特徴。土台の上に白い土を一層まとわせ、その上に透明の釉薬を被せたもので、粉を引いたような美しく柔らかい白色をもった作品が生み出される。

佐藤さんは、工房から少し離れた場所に、古い蔵を改装して「cafe yuinoba」を作った。カフェ兼ギャラリーとして、絵画や手芸・工芸・陶芸など様々な作家のワークショップや展示、発表の場としても使われている。

境界線

「駆け出しの作家たちが発表しやすい場所を提供していければ」と話す佐藤さん。訪れた人たちとの交流を結ぶ「結いの場(yuinoba)」になってほしいという願いを込めて名付けられた。

週末カフェの営業スタイルをとり、地元会津ののお店が美味しいスイーツを提供する。会津産のりんごジュースや会津産の牛乳など地元の食材も楽しめる。
県内外から訪れるお客さんや作家さんとの交流を通して、新しい器へのアイディアが生まれるのだそうだ。

  • ヒストリ−1写真
  • ヒストリ−2写真
  • ヒストリ−3写真
全体の生産者写真
メイン 工芸品のロゴ
  • 商品画像1
  • 商品画像2

会津の雪のように白色の美しい器は
2人を支えてくれたゲストに
純粋な感謝の気持ちを伝えることが出来る贈り物

会津の雪から生まれた本しのぎ 会津本郷焼き「ペアカップ」

樹ノ音工房が始まって以来作り続けている代表作が、表面を削って凹凸をつける「しのぎ」という技法を施した白く美しいしのぎシリーズ。会津の素材を混ぜ込んだ白釉(はくゆう)で仕上げる白しのぎの皿は、大輪の花が咲いたような凛とした一枚。ちょうどいい大きさとどんな料理にも合う白色で幅広いシーンで活躍する。

発送可能時期:

商品を詳しく見る

注意事項

最近チェックした商品